東京都三鷹市の手壊し解体。費用、価格を安くする工夫とは？

解体工事情報

住所	東京都三鷹市
種類	住宅
構造	木造
階数	3階建
坪数	33坪
費用	172万円
工期	20日

事例について苦労や工夫など

今回は東京都三鷹市の手壊し解体の施工事例をお伝えいたします。

まず、最初に写真をご覧ください。

1422872597247

いわゆる店舗を兼ねた密集住宅地ですね。
隣の建物との境はわずか5cmしかありません。
これだけで結構難易度が高いことがお分かりいただけると思います。
ちょっと向こう側に倒れたらお隣さんの外壁に傷が付くかもしれません。

さらに、この写真では分かりませんがこの建物の前面道路はバス通りで交通量も多く、路駐ができない場所なんです。
つまり、重機を置くスペースがない。

どう考えても手壊し一択です。

解体業界のイメージを革新するFJワークスです！

こういう案件、正直に言えば手間がかかるし難しいしで、多くの解体業者さんは仕事を受けたがりません。
やはり広い場所で重機でがんがん噛み砕くほうがやりやすいですし、建物が大きいほうが解体料金も比例して上がります。

今回の案件は建物自体は大きくなく、施主様もなるべくお値打ちに解体したいというご希望がございます。
しかし、そんな困っている方々を助けるのがFJワークスの使命！

「解体業界のイメージを革新する」という勝手な使命感を持ち（笑）、出来る限りの対応をさせていただきます。
解体で困っている方はぜひご相談を。

各種届出をして作業開始！

まずは解体した資材を運び出すダンプを駐車するため、警察署にいって道路使用許可を取ります。
また、バス会社さんに迷惑をかけてはいけませんので、バス会社さんに作業時間の許可をもらいます。

その後、早速作業にとりかかります。
まずは正面の養生から。
歩行者が通る場所なので、ホコリ等でご迷惑をおかけしないようしっかり養生していきます。

養生が完成したら手壊し開始です。

手壊しと言っても、素手でやるわけではありません。
ユンボなど大型重機を使わず、バール、大ハンマー、チェンソーなどを使って手作業で解体していくという意味です。

上階から順番に解体していく

まずは最上階の３階から解体していきます。
上から順番に解体していき、ようやく１階まできました。

と文章だと簡単ですが、ここまでにかなりの日数がかかっています。
手壊しはどうしても時間はかかってしまうんですよね。

１階を手壊ししてスペースを作り、ようやくミニユンボが入り込めるスペースを確保。
これでちょっと楽になります。
ここからはミニユンボで壊していきますので、作業スピードが上がります。

1422872651090

ちょっと写真が暗くてわかりづらいですね。。

両隣の外壁に傷をつけない工夫

今回の案件のポイントは、やはり両隣と5cmしか隙間がないというところです。
ですので、当然ですが外壁は慎重に手壊しとなります。

工夫としては、チェンソーで柱を切るときにポイントポイントの柱に斜めに切り込みを入れこちら側に倒れるようにするということです。
平行に切ってしまうと外側に倒れてしまう可能性がありますので、手前が低くなるように斜めに切るわけですね。
内側に引っ張りこんで倒していきます。

1422872655863 　 1422872660113

最後に基礎部分を壊していき、地ならしします。

約３週間かけてようやく完了。
お疲れ様でした。

まさかのオチが待っていた

しかし、最後にオチが待っていました。
この界隈、実は今後道路を拡張するそうで、近いうちに両隣も取り壊しをするということが後から判明しました。
めっちゃ丁寧に外壁に傷を付けないよう慎重に作業しましたが、傷を付けても問題なかったんです。
早く教えてよ！

こんな事は結構ありますけどね。

ちなみに、タイトルの手壊し解体の費用、価格を安くする工夫について。
実はたいした答えはありません（笑）すいません。
まごころと使命感のみです！

あえて言えば、そういう案件をたくさん受注してきましたので、経験が豊富でスピードが早くミスが少ないということです。

難しい現場はお気軽にFJワークスにご相談ください。