解体工事情報
住所 | 東京都三鷹市 |
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種類 | 住宅 |
構造 | 木造 |
階数 | 2階建 |
坪数 | 48.6坪 |
費用 | 236万円 |
工期 | 14日 |
事例について苦労や工夫など
今回は東京都三鷹市の木造2階建住宅の解体工事をご紹介いたします!
犬がいっぱい!
今回のお宅は敷地は広いのですが、細い道路の行き止まりにありましたので、ダンプと重機を入れ込むのが難しそうだなーという印象でした。
先に道路面の塀を壊さないといけません。
また、同じ敷地内に施主様の現在のお住まいがあり庭続きになっていたのですが、なんと飼い犬が10匹くらいいまして、庭の中を走り回っている状態でした(笑)
私は犬が大好きなんで見た瞬間に嬉しくなりましたが、流石にこれでは作業ができずお互いに危ないので、足場屋さんに協力してもらって犬が逃げないように柵を作りました。
狭いけど、ちょっと間おとなしく遊んでてね。
作業手順
まずは道路面の塀を壊していきます。
そこに鉄板を引き、重機とダンプを敷地内に入れ込みます。
すぐとなりに施主様の家がありますので、足場を組んでシート養生をして、解体時の破片などが隣家に飛ばないようにします。
その後、屋根に登って瓦を一つずつ剥がしていき、分別処理します。
続いて重機を使ってどんどん建物を解体して、分別処理していきます。
ここまでは順調。
浄化槽が登場
いつも通り基礎を解体し、地中確認して整地して完了だなーと思っていたところ、何やら出てきました。。
結構大きなコンクリート製の浄化槽ですね。
正直なところ、作業をしていて地中から何かが出てくるのが一番ドキッとします。
それはまずいモノが出てきて事件に発展するから、、、ではなくて(笑)、大物であればどうしても追加費用を頂く必要性が出てきてしまうからです。
基本的には弊社の解体工事には弊社都合での追加費用はありませんが、地中障害物が見つかった場合はそれを専用の重機で解体して分別処分する必要があります。
もちろん、産廃を捨てるのにも費用はかかります。
なので、地中障害物に関してはどうしても追加費用を頂くことになってしまうわけですね。
解体工事をしている中で一番つらい場面
お客様にとって、予期せぬ出費が出ることは非常に苦しいことです。
どうしようもないと理屈では分かっていても苦しいのは苦しいですよね。
気持ちはすごく良く分かります。
なので、こちらにも理屈はあるんですが、どうしても言い出しづらいんですよねー。
何回経験しても言いづらいです。
極端に言えば、解体工事をしている中で一番つらい場面だとも言えますね。
今回もお客様にご報告をして、実際に現場に立ち会っていただき状況説明をして、ご理解を頂けました。
もちろん、ご理解を頂けないことってほとんどありません。
でも、やっぱり苦しいです(苦笑
地中の埋蔵物確認について、通常は深さ1~1.5メートル程度確認します。
次の建物を建てる際、基礎工事で1メートル程度は掘るためですね。
そこに何かが埋まっていれば邪魔になり、建築工事がストップしてしまうことになります。
解体工事は次の土地活用をスムーズに進めるために行います。
ですので、地中確認は必須なんです。
例えば、柔らかい地盤の土地は建物を建てるときに基礎を深く埋め込みます。
ですので、解体時の地中障害物確認についても通常より深めに行います。
歴史が掘り返される
ちなみに、地中障害物というものは意外と出てくるものです。
戦後など、一昔前は解体時のゴミなどはその場に埋めるのが主流でした。
というより、東京大空襲で大量の瓦礫が出ており、それは今でも結構地中に埋まっています。
場所によっては明治時代に建築されたレンガ調の建物の破片なども出てきますよ。
歴史が掘り返されるので、実は感慨深いことも。
お客様にご了承いただいた後、コンクリートを重機で破壊して分別処理します。
空いた個所に土を入れ込み、重機で踏み固め、キレイに整地して完了です。
お疲れ様でしたー。
地中障害物は出てくるもの
地中障害物は一定の確率で存在します。
その際、FJワークスではもちろん利益は頂かず、必要な経費のみを追加でご請求させていただきます。
土地の売買の際にも隠しておくことはできませんので、将来を見据えた解体工事をしてまいります。
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