東京都青梅市ブロック造アパート80坪の解体工事｜FJ works

青梅市　鉄骨ブロック造3階建てアパート解体工事9(重機解体)

解体工事情報

青梅市のアパート。いよいよ重機での解体作業に入ります。

屋上に釣り上げた重機を使って、上の方から崩していきます。

青梅市　鉄骨ブロック造3階建てアパート解体工事8

構造に関係のない2階廊下部分は地上の重機からも取り壊していきます。

構造部分は鉄骨ブロック造という作り。

あまり聞いたことがない方も多いかも知れませんが、コンクリートブロック造とも呼ばれます。

RC造（鉄筋コンクリート造）は鉄筋のまわりにコンクリートを流し込んで柱としている建物ですが、ブロック造はブロックの穴に太い鉄筋を通してある、ブロック塀のような作りになっています。

防水・防湿効果が低く、耐震的に問題がある場合も多いようなので、今作られることは少ないようです。

構造はコンクリートと鉄筋なので、基本的にはコンクリートを砕いて、中の鉄筋を取り出す作業になります。

重機の先は「ショベルカー」という名の通りショベル状になっていて土をすくったり…というところを想像する方が多いと思いますが、実は先端のショベル部分は付け替え可能になっていて、アタッチメントを取り替えて色々な作業に対応することが出来ます！

ショベル状のものは「バケット」と呼ばれ、土などをすくって積み込む作業を行います。

今回のような建物の場合、「大割圧砕機」の2本の破砕爪でコンクリートの柱・梁・壁などを掴んで、圧縮・曲げにより破壊。

「小割圧砕機」で更に細かくコンクリートを砕いて中の鉄骨を取り出します。

鉄の部分は「カッター」のペンチの様なアゴで物体を挟み切断します。

青梅市　鉄骨ブロック造3階建てアパート解体工事8

大きな重機を用途ごとに何台も運び込むには、お金も時間もかかってしまいます。

アタッチメントのみを付け替えることによって、少ない労力で様々な工事に対応出来るようになっています！